冬の服装!

本日、ウランバートルは曇りです。
予想最低気温はマイナス20℃、予想最高気温はマイナス16℃です。
今日の服装は毛皮コートやブーツや帽子等が必要です。

今日はモンゴルの人々が着ている冬の服装についてご紹介します!

モンゴルの冬の寒さが日本よりとても厳しいことを皆さんご存知ですか?
12月から1月にかけて、モンゴルの気温は最も寒くなります。
首都ウランバートルの最低気温はだいたいマイナス20℃。
田舎はさらに寒くなり、マイナス40℃ぐらいになることもあります。
おどろきましたか?冬のモンゴルはとっても寒いのです。
モンゴルの寒い冬、外出するときの服装についてご紹介いたします。

ます、ウランバートル市内の人々の服装について。
上は一番下にTシャツ、その上に厚手のセーター。首にはカシミアマフラーを巻き、頭には耳まで隠れる毛皮またはカシミアの帽子、手には皮の手袋。 そして、上着。毛皮のコートなどをはおります。
下は厚手のタイツにカシミアのズボンなどを重ねます。足には厚手の靴下、フェルトでできた靴。
ほんとうに重装備をしないと外には出られないのです。

一方で、室内はセントラルヒーティングシステムのおかげで、驚くほど暖かいのですよ。
服装のポイントは体温調節できるように重ね着をすることです。
室内に入ったら、すぐにぬいだりできるようにね!

つづいて、田舎に住んでいる遊牧民たちの服装について。
遊牧民たちは伝統的な民族衣装デールを着ていることが多いです。
冬のデールには裏地に羊の毛皮がついていたり、綿入りの生地でできていたりします。
デールの下は厚手のセーターなど。タイツの上にズボンの重ね履き。この辺は市内の人々と同じです。
放牧などに出かけるときはデールの上にヤギの毛皮で作ったコートなどを着ることもあります。
皮の手袋、厚手の靴下。フェルトの靴。外が皮で覆われていて中がフェルトになっているものなど。
フェルトの靴のサイズはフリー、靴の形が左右対称なので右、左、関係なく履くことができてしまうものなのですよ!

移動式住居ゲルのなかでは、半袖で過ごすことも多いようです。
ゲルの中は、薪ストーブのおかげでポカポカなのです。

ちなみに、冬になると家畜のこどもたち(仔馬や子牛、子ラクダなど)にも洋服を着せているのですよ。
とてもかわいい冬の風物詩です!

大雪原地帯では、ダイヤモンドダストなどがみられます。空気がとても澄んでいるので、星空もとてもきれいに見ることができます。

どうぞ暖かい服装で冬のモンゴルへお越しくださいね!
お待ちしております。

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