モリンドNOMADO(の窓)
たびびとのたまご モリンドキャンプ & モンゴル現地情報
日本は今、梅雨の時期ですね!
投稿日時:2016年7月2日 土曜日 カテゴリー:モンゴルの最新情報
おはようございます。
本日、ウランバートルは晴れ時々くもりです。
予想最低気温は11℃、予想最高気温は26℃です。
今日の服装はTシャツやサンダルやジャケット等が必要です。
日本は今、梅雨の時期ですね!
雨がとても長く降るということを聞いています。
「毎日、雨ばかり降っているといやだなぁ~」とか、「なんだか憂鬱」と感じている人はいませんか?
一方で、田んぼでお米や畑で野菜を作る農家の人たちにとっては、うれしい恵みの雨ではないでしょうか?
モンゴルでも雨が降ると、とても喜ぶ人たちがいます。
それは田舎に住んでいる遊牧民の人たちです。
もともとモンゴルは乾燥した国で、雨が少ないのです。
たくさんの家畜を育てている遊牧民にとっては、春先から夏にかけて一雨ごとに大地に草が生え、
やがて大草原に変わることがとても重要なのです。
雨にまつわるモンゴルの話をいくつかご紹介します。
お客さんが来ているときに降る雨は?
遊牧民の家庭(ゲル)にホームスティするツアーがあります。(“たびびとのたまご”ならでは!)
お客さまがゲルに滞在中に雨が降ったりすると・・・、
遊牧民はそのお客さまに感謝します。
「あなたは雨を連れてきてくれた!本当にありがとう」
恵みの雨を象徴するような感じですね。
2つの虹
大草原に雨が降ったあと、とても大きな虹を見ることができます。
その虹が時には、大空に2本同時にかかることがあるのです!日本ではなかなか見る機会は少ないかもしれません。
モンゴルの大草原の二重虹です!
この二重虹をみることは幸運なことでもあるそうです。
雨のカーテン
モンゴルの雨は、スコール(通り雨)のような降り方が多く、パっと降って、パっとやんでしまいます。
乗馬の際に、騎乗している場所は晴れているのに、数百メートル先のあたりは空が暗く、少し雲が下に流れているように見えることがあります。
その正体は雨です。遊牧民は雨のカーテンだといいます。
時にはそれが、だんだんと迫ってきて、まるで雨に追いかけられているかのような、経験をすることもあります。
雨の降る様を横から見る!大草原ならではの体験かもしれませんね。
モンゴルの雨について、今回ご紹介したのはほんの一部です。
機会がありましたらまたご紹介していきます。
モンゴルはこれから大草原の季節!恵みの雨で育ったお花もたくさん咲きますよ。
是非、モンゴルへお越しください。
お待ちしております。