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たびびとのたまご モリンドキャンプ & モンゴル現地情報
遊牧民の生活!
投稿日時:2015年5月13日 水曜日 カテゴリー:モンゴルの最新情報
おはようございます。
05月13日 水曜日。
本日、ウランバートルは晴れです。予想最高気温は21℃ 予想最低気温は8℃です。
服装はコートやジャケット等が必要です。
今日はたびびとのたまごがご案内するモンゴルぷらんについてお届けいたします。
モンゴルは遊牧文化の国です。
総人口の約35パーセントは遊牧民です。
遊牧民の財産である5つの家畜を五蓄と呼び、羊、山羊、牛、馬、ラクダを育てています。
遊牧民はこの五蓄を1頭も減らさず大切に育て増やし、羊毛、搾乳、肉を売り、生計を立てています。
社会主義時代、国有だった家畜は、現在は私有化され、個人の財産となりました。
夏から秋の遊牧生活
遊牧民にとって夏はとても良い季節です。
遊牧民の男性達は家畜のために、栄養分のあるよい草を多く食べさせ太らせます。
毎朝、家畜を引き連れて夜遅くまで、よい草と水がある場所へ連れてきます。
女性達は乳製品作り、畜舎の掃除をします。
特に馬乳酒を作るための馬乳搾りは朝から夜まで毎2時間おきに、1日7回もおこないます。
その他の家畜の乳搾りは、1日2回だけです。
秋には家畜を肥やすために栄養豊富な草がある所を探して、草刈りに精を出します。
その草を風の当たらない場所を選び、刈った草を蓄え、畜舎を掃除しながら、薪の代わりになる
乾いた牛の糞を集めます。
牛の糞をよく乾燥させると燃料になり、燃やしても匂いません。
冬から春の遊牧生活
冬、男性達はなるべく毎日雪の少ない所を探して家畜を連れて出かけて行きます。
女性達は縫いの物をしたり、食事の準備しています。
遊牧民にとって最も忙しい時期は春。
特に3月末から4月末にかけて家畜の出産シーズンを迎えます。
新しく生まれた家畜の世話に大忙しです。
たびびとのたまごではモンゴルの遊牧生活が体験できる
ホームステイツアーを実施しています。
四季折々の遊牧民の生活を体験することができますよ!